YAMAHA「YMF-744」Chip搭載、MINTON「SP-410D」光デジタル入力計画〜の巻






うちの場合、これが付いたから何か便利になるわけでもないのですが、
なんとなく付いてるメーカー製パソコンを横目に見ると劣等感を感じてしまったのでつい・・・(笑)

これが今回取り付けを計画してるMINTONの「SP-410D」です。
光出力は標準装備されたスグレモノです。
リビジョンはAで、まだ744チップが市場に出まわって間も無い頃に買ったのを憶えてます。
ちなみに、角丸光デジタルケーブルといくつかのソフトが同梱してます。
パッケージ 中身 リビジョン

まず、データシートを拾ってピンアサインを調べます。
YMF724 FAN PAGEの「Information」に落ちてるんで今回はそれを参考にします。

リンク:YMF724 FAN PAGE


データシートによるとYMF744Bの0.5mmピッチ(細長い方)の77ピンがSPDIF信号のOUT、
手元には無いのですがYMF744Bの0.4mmピッチ(正方形方)は74ピンがSPDIF信号のOUTとなってます。


・・・接続を始める前に1つわかった事があります。
実はこんな事をしなくてもいいようです。
と言うのも写真のピンから送受信用の信号が出てるようなのです。
という事は後はコネクター部の作成のみなのですね。(^_^;)
ジョイスティックポート付近のピンのアップ


光デジタル端子のコネクターですが、
秋月電子にて東芝の光伝送モジュールがペアで500円で売ってるのでこれを使う事にします。
データシートも付いててこういう用途には持ってこいだと思います。
TOTX-178AとTORX-178


回路図は以下のようになります。
簡単で下手くそですが、お許しください。(^_^;)
回路図


基板はたんまの住んでる地域じゃ現在入手困難になってしまったので以前製作失敗した物の残りを使い古しで・・・・
はぁ〜・・・電子パーツ屋が買いに行ける範囲内に無いのはツライっす。
基板裏面 基板表面


さてさて、それでは早速動作確認です。
ピンとの接合はケースについてるLED部のケーブルを利用してみました。
ねじってあるんで高周波ノイズにも耐えてくれるんじゃないかなぁ〜・・・なんて期待もしつつ・・・(笑)
接続した所


音楽CDを再生して実験してみます。
僕の手元に手頃な再生プレーヤーがなかったので弟からソニーのCDウォークマンを借りてきました。
使ってる所


まずは何も繋がれてない状態。
初期状態


接続した機器から再生したCDがオリジナル場合。
取り込み可能な時


再生された物がCD−Rとかで複製した物だった場合。
取り込み不可能時


そして、デジタル接続された機器から録音したい場合等はボリュームコントロールの「デジタル」のミュートチェックを外してください。 僕がボケてるだけかもしれませんが、案外外し忘れてパニくります。(笑)
取り込む時の注意点



今回の改造の便利な所ですが、これはノイズさえ克服できればケースの前面にでも光端子をもってこれる事です。
某大手C社がしてるようなやつの実現も夢じゃない!(爆)
・・・ただ、やっぱりノイズは難しい問題なんですよねぇ・・・。
シールドをしたりしてもパソコンの中って高周波ノイズの固まりみたいな物ですからねぇ〜。
まぁ、機会があれば試してみたいと思います。


使った物
部品名 個数
MINTON SP410D
光伝送モジュール
コイル(モジュールに同梱)
ポリエステルコンデンサー(モジュールに同梱)
基板 適量
コード 適量




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