PCエンジンDUO−R、コアグラ2分解



NECHE(ホームエレクトロニクス)が発売した8bitゲーム機、PCエンジン。
8bitながらファミコン、メガドラ、PCエンジンの中では
512色中256色発色で他のゲーム機より鮮やかな色合いと強力スプライトでゲームを表現したマシン。
開発段階ではハドソンと強力してただけあって、
ハドソンが作るPCエンジンのゲームは本体の性能を余すところ無く使ったゲームが多い。
・・・あ、好きなゲーム機だっただけあってついつい固く喋ってしまった。(笑)
いや〜、まぁ、いいゲーム機でしたよ。
このゲーム機のおかげで「イース」と知り合えたし、なんと言っても「ストII’」、「餓狼伝説スペシャル」なんて最高!
よく出来たなぁ〜・・・って何回も感心しました。

心臓部のCPUがファミコンとほぼ同等品ってところからですが。


さて、そのPCエンジンですが、今回は中でも「コアグラフィクス1」を分解したいと思います。
え?なんでコアグラ1なのかって?
それはね、コアグラ1だけ2台持ってるからさ。(笑)
白PCE、コアグラ2は一台づつしか無いのさ〜。ららら〜。

えっと、まず、このコアグラ、DUO−R共に特殊ネジで本体を止めてあります。
なので、専用の工具が必要となります。
なお、この2つのネジは全然別タイプになります。
なんとかネジっていう特殊ネジ。
コアグラフィクス、ほぼ真上からの外観です〜。
天の声2付き!!
ネジを外すとこんな感じです。
左側が本体上部。
カードスロットは本体にネジで取りつけられてます。
パカッと開けた所

メイン基板です。
「1(HuC6280)」がCPU。ファミコンのとほぼ一緒で6502互換CPU。これも音源内蔵。
「2(HuC6260、70)」がビデオ・グラフィク処理チップ。ここのおかげで強力なグラフィック処理ができてるんですね。
「3」がRAM。256kbitが2つなんで512kbit分あります〜。
写真左側は電源部ですね。
コアグラメイン基板

続いてDUO−R。
ちょっぴり汚れてるDUO−Rちゃん
特殊ネジを外し、蓋を取るとこんな感じです。
この時、写真のようにCDドライブの開閉センサーがまだ接続されたままなので、勢いよく外すのは厳禁です。
写真右側の辺りの線の事ね

メインはこんな感じです。
左側には普通のガラス管ヒューズがついてます。なんか家電っぽいですね。(^o^)
全体図 本体カードスロットの左側のアップ

カード差し込み部の下の辺りです。
コアグラで見たチップと同じのが付いております。
一番左がCPU、真中2つがRAM こっちがグラフィック処理チップ

CDドライブ部はこんな感じです。
堅実な作りだと思います。
信号線が解り易い作り

他、DUO−Rはコアグラに比べ、色々なICとか乗ってたのですが、
大部分が力不足で調べきれませんでした。
どなたか、ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。m(__)m




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